
3回目の受験でようやく、、、ようやく『甲種 危険物取扱者』試験に合格しました!
合格までに2回落ちてるので、「さぞかし舐めてたんだろ」と思われるかもしれませんが、どちらも「合格するつもり」で勉強した上で、落ちていました…。
ちなみに『危険物甲種取扱者試験』の直近6年分の合格率は以下のとおりです。

40%弱の合格率というのは今でも信じられないほど、自分には難しかったです。
「合格までの道のり」と「2回連続の失敗で気付いたこと」もあるので、その辺りにも触れつつ、合格までの軌跡を紹介します。

おすすめ出来ないテキストについても語っているので、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
筆者の簡単なプロフィール
まずは「お前の知識レベルはどんなもんじゃい」という方に向けて簡単に自己紹介。
⚫︎筆者のプロフィール
- 化学工場勤務(危険物多数)
- 危険物取扱者免状は乙種4類のみ所持
- 化学及び計算問題は苦手
甲種試験の受験資格は「乙4+実務2年」で取得しました。

「化学工場勤務にも関わらず、化学も計算も苦手ってどういうことやねん」って自分でも思います(涙)
試験の難易度・必要な勉強時間
冒頭にて触れたとおり、全体の合格率は40%弱。
必要な勉強時間は80~120時間ほどのようです。
3回受験していることもあり、それぞれの勉強時間を羅列します。
- 1回目受験時:約60時間
- 2回目受験時:約80時間(計140時間)
- 3回目受験時:133時間(計273時間)
3回目受験時は、アプリ(Studyplus)で時間管理していたので正確な時間です。

2回目の受験時点で勉強時間が足りているにも関わらず、不合格だった理由については次の項目にて。

「公害防止管理者試験を初回で合格してるのに、危険物2回落ちるってどうなの?」と上司に言われた時はけっこう凹みました…。
【失敗談】テキストはよく吟味すべき
さて重要なテキストの話。
受験時の話に戻ると、2回目の受験時点で必要な勉強時間も確保していたので、受験前は「合格するであろう」と本気で思っていました。
受験当日、絶望に打ちひしがれます。

「使ってたテキストから同じような問題が全く出ねぇ…」
そう、自分が使っていたテキストの参考問題は全く当てにならなかったのです。
本当に衝撃でした。
1回目の時点でなんとなく「あれ?」と思っていたのが、確信に変わりました。
そして、見事に不合格。
使っていたテキストは『わかりやすい!甲種危険物取扱者試験』で、いわゆる工藤本と呼ばれるものです。

このテキストを信頼して計140時間を注ぎ込んでいましたが、テキスト内の参考問題からは「全く出なかった」と言っていいほど出題されませんでした。
あくまでもこの本は導入的な扱いであり、この本の参考問題を当てにしていた自分は間違いだったのです。

Amazonレビューでも「他のテキストと併用して勉強しました」という声が複数有り。
【おすすめテキスト】公論出版 甲種危険物取扱者試験【これを買え】
2回の不合格を経験し、工藤本には見切りを付けました。
そして手に取ったテキストは『公論出版の甲種危険物取扱者試験』テキストです。

公論出版は『消防設備士試験での最強の出版社』です。
過去3回、消防設備士試験を受験していますが、公論出版のテキストで全て1発合格という熱い信頼有り。


「初めから公論出版にしておけば良かった」と後悔しました。
直近8年分の試験問題を収録していることに加えて問題数も豊富。
- 工藤本の問題数:412問
- 公論本の問題数:720問
工藤本と比べても1.7倍の問題数で、実際に公論本の中から複数出題されました。
「公論本のおかげで合格することができた」と自信を持って言えます。

危険物の試験問題は持ち帰れないはずなのに、なぜこんなハイクオリティのテキストが作れるのか(笑)
【おすすめテキスト2】ユーキャン 甲種危険物取扱者予想模試
2回落ちていたこともあり、不安でいっぱいだったので、さらに追加でテキストを購入。

『ユーキャンの甲種危険物取扱者 1回でうかる! 予想模試』です。
模試形式で6回分収録されており、公論本で固めた知識を確認のために使用。
試験前の仕上げ時点で、正答率もほぼ完璧に近い状態だったので「流石に大丈夫であろう」と思いつつ3度目の試験に臨みました。
無事に合格を勝ち取れた時は、嬉しさよりも安堵の方が優っていました(笑)

模試形式は一定の緊張感もあるので、確実に合格したい場合は有りです。
合格発表の所感及び反省点

「初めから公論出版のテキストを手にしていれば…」ということが率直な感想。
受験1回目の時点でなんとなく違和感を感じていたにも関わらず、盲目的に工藤本で学び続けたことは、大いに反省すべき点です。
テキストを変える勇気も持つべきだなと学びました。

いくらネットの評判が良くても「合わない」テキストもありますよね。
こういった経験も大切だとは思いつつ、勉強時間を浪費してしまったことは事実。
自分のような被害者を出さないためにも本記事を作成しました。
そして、公論出版のテキストへの信頼感がより向上する結果となりました。

公論出版激推ししてますが、別に回し者ではないです(断言)
ここまで読んでいただけた方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
ぜひ当記事へのコメントやX(旧Twitter)で絡んでやってください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次の試験は『消防設備士甲種1類』なので、合格次第記事にする予定です。
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