「簡単に取れる資格ない?」
「上司との評価面談の話題としておすすめ資格ある?」
年間5~8個の資格を受験していることもあり、社内でよくこんな相談をされます。
正直なことを言えば、「勉強しないで取れる資格に需要なんてない」と返したいところですが、真面目に考えてみました。
資格といっても千差万別あるので、条件をある程度絞っています。
- 技術系資格で需要があるもの(工場勤務やビルメンなど)
- 受講するだけで取れる講習系は除外
- 受験する際に実務経験が必要な資格も除外
これから技術系資格に手を出してみようかな、という方の参考になれば幸いです。

SNSで見かける「全く勉強せずに合格しました!」系の話は、エンタメとして楽しむくらいがちょうどいいと思っています。
1位:危険物取扱い責任者 乙種(全類)

工場勤務・ビルメンで最も人気のある入門資格。
技術系の登竜門的な扱いで、この資格を取らないと始まらない。
乙種4類さえ取ってしまえば、他の類はほとんど免除になって超ヌルゲーになるので、「乙4だけ気合い入れて頑張れ」と言ったイメージ。
ちなみに自分は一夜漬けで合格しました。
若かりし頃の調子に乗ってた時期の悪い事例なので、真似は厳禁。

上位資格である『危険物取扱者 甲種』は3度目のチャレンジでようやく合格しました(↑のリンク参照)
2位:消防設備士 乙種6類、乙種7類

消防用設備の点検・整備が可能な資格(乙種は点検のみ)
甲種と乙種があり、乙種に関しては受験資格なしで受験可能。
乙種の中でも、特に簡単なのは乙7だが、乙6も難易度は低めなので、気軽に受験しては。
自分は乙種6類は2ヶ月、乙種7類は3ヶ月の勉強期間で合格しました。
正直、長く取り過ぎたので、こんなにいりません。

全くの知識なしからでも1~2ヶ月で十分でしょう。
3位:2級ボイラー技士
ボイラー設備の運転・管理業務ができる資格。
級が上がるに従って、扱える規模が大きくなるが、2級のみ受験資格なしで取得可能。
ただし、免状付与の条件として試験合格だけでなく、講習を受講する必要有り(受験前後どちらでも可)
講習は3日間あり、金額も約3万円掛かるので、「その点がキツい」といった声をSNSで複数聞きました。
ちなみに試験内容はかなり簡単だったと記憶しています。
こちらも危険物乙4同様、一夜漬けで合格しましたが、真似しないように…。

自分だけの主観で言えば、危険物乙4よりも簡単でした。
4位:第3種冷凍機械責任者

小型冷凍設備の運転・管理業務ができる資格。
この資格の良いところは受験科目が「法令」と「保安管理技術」の2科目のみ。
過去問通りの問題が多数出題されるので、過去問を繰り返せばそうそう落ちることはありません。
とは言え、1年に1回しか試験がない都合上、簡単だからといって油断しないように。
自分は上位資格である『第2種冷凍機械責任者』を1ヶ月の勉強期間で合格しました。

自分のように、いきなり2種からいっても合格できる難易度です。
5位:第2種電気工事士
この資格はSNSで「簡単」と複数の方から激推しされたので、ランキングに反映。
ビルメンの方は必須資格ですよね。
「技能試験があるのに簡単って嘘だろ…」と個人的には思いますが、学科試験は簡単とのこと。
とはいえ、技能試験の練習は一定の時間が必要ですし、「簡単というには大変な資格では?」という印象です。
そして、練習用のキットが結構な金額なのも気になるところ。

学科だけなら自分も受験していたと思います。
【まとめ】「勉強しなくていい」ではない

ここまで、「比較的取得しやすい技術系資格」を紹介してきましたが、改めて強調しておきたいのは、
「簡単=勉強しなくていい」ではない、ということです。
今回挙げた資格は、
- 受験する際に実務経験が不要
- 出題範囲が比較的限定的
- 過去問を勉強することで試験対策が可能
といった理由で「取りやすい」だけであって、勉強しなくとも受かるようなものではありません。
資格というものは一度取ってしまえば、評価や給料に直結したり、次の上位資格への土台になったりとメリットが大きいです。
特に今回紹介した資格は、工場勤務・ビルメン・設備系の人間にとっては必須級と言えるものばかり。
「とりあえず簡単な資格を教えてほしい」という要望には応えらえる記事になったと思います。
資格試験は派手さは全くありませんが、積み上げた分だけ合格に直結する自己投資です。
淡々と積み上げていきましょう。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

当記事が皆さんの参考になれば幸いです。





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