『大気関係第1種 公害防止管理者』試験に1発合格しました!
という記事を書くつもりだったのですが、1科目落として不合格となりました…(自己採点結果)
来年は残り1科目だけを再受験すればよい状況ですが、個人的には「一発合格」を目標にしていたため、正直かなり悔しいです。

反省点も大いにあり、自分と同じような失敗をして欲しくないので、備忘録として記載します。
これから受験を考えている人、同じように科目不合格になった方の参考になれば嬉しいです。

年に1度しか受験チャンスがない試験だからこそ、落ちたときのショックが大きい…。
試験結果と受験科目

まずは今年の結果から。
受験科目と合否は以下のとおりでした。
- 大気概論:不合格
- ばいじん・粉じん特論:合格
- 大気特論:合格
- 大気有害物質特論:合格
- 大規模大気特論 :合格
結果として、4科目合格し、大気概論だけ不合格となりました。
というわけで、来年は1科目のみの再受験となります。

1科目だけ受験するために県外まで行くのが憂鬱ですが、不合格者の宿命ですね。
勉強方法と勉強時間【大気1種】
勉強方法は以下のスタイル。
- 使用教材:公害防止管理者試験まとめました(過去問をまとめたサイト)
- 勉強期間:約4ヶ月
- 勉強時間:合計118時間
- 勉強の流れ:ひたすら過去問演習(直近10年分)

昨年「水質1種」に合格したときと同じ方法をベースに進めました。

テキストは一切買っていないので、出費はゼロ。無料で4科目合格したと考えれば十分なのかもしれません(笑)
過去問を繰り返し、苦手分野や暗記するべき内容は資料へ落とし込み。
暗記物に関しては苦戦したものもありましたが、語呂合わせを駆使しながら何とか詰め込みました。

反省の点で触れますが、過去問ばかりではなく、最新データもしっかりと押さえましょう。
危険物甲種との関連【先に取得しよう】
補足ですが、直前まで危険物甲種の勉強をしていたことが非常に役立ちました。
危険物の試験で出た物質の問題に似たような問題を複数確認したからです。
『危険物甲種』と『公害防止大気1種』どちらも狙っている方は、危険物甲種から取得する方が効率的だと思います。

ちなみに自分は危険物甲種を取得するのに3回掛かりました(涙)
電卓選びの落とし穴
勉強中に気付いた大きな落とし穴があります。
それは「手持ちの電卓に√(平方根)ボタンが付いていなかった」という点。
大気1種では、√の計算が必要な問題が一定数出題されます。
水質1種のときは不要だったのですが、大気では必須。
試験前に気付いて本当に良かったです。
というわけで、慌てて新しい電卓を購入。
意外な盲点なので、これから受験する方は要注意です。
自分が購入した商品は↓なので、参考までに。

もちろん実際の試験でも√を使用する問題が出ました。買って良かった…。
不合格から学んだ反省点と改善策

今回の不合格には、明確な原因があると感じています。
- 最新データに触れていなかった
- 大気概論を軽視した(過去問10年分は早々に全て満点を取れていた)
メインの理由は最新データに触れることがほとんど無かったこと。
自信があった問題を落としており、過去問時点での情報と最新データに乖離があったものと考えています。
多少勘違いしている情報があっても「合格ラインは6割」ということで、最新データを軽視していました。
確実に合格したいのであれば、最新情報に触れておくのは当然のこと。
産業環境管理協会が出版している大気概論に特化した『重要ポイント&精選問題集』に触れておくべきでした。

恥ずかしながら落ちてから初めてこういった問題集が出ていることを知りました…。
改善策としては、「上記問題集を購入して1ヶ月ミッチリこなす」で大丈夫でしょう。
1科目だけなので、1ヶ月あれば十分過ぎるくらいと考えています。
上記に加えて、最新データに関係のない過去問も繰り返し実施で仕上げ。
これで合格間違いなし。

来年は「大気概論も取得して無事に大気1種合格しました!」という記事を書きます!
まとめと来年への抱負

『公害防止管理者』試験は年に1回だけの開催。
だからこそ、1科目だけでも不合格になると悔しさが大きい試験です。
今年は「不合格体験記」になってしまいましたが、来年は必ず「合格体験記」として記事を更新します!
同じように挑戦する方の参考になれば嬉しいです。
最後に水質1種の合格体験記を貼っておくので、合わせて読んでいっていただければ幸いです。
ここまでお付き合いいただいた皆さんありがとうございました。
【おまけ】後日談
試験日の翌日に自己採点結果を上司へ報告した訳ですが、あまりにも悔しがってるのが目に余ったのか…。
上司「来年1科目だけ受ければ良いんだから、すでに合格みたいなものだろ」と慰められました(笑)

普段は褒めるタイプの上司では無いんですが、よっぽど目に余ったのでしょう…来年は合格を報告できるよう精進します。




















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