100円均一で有名なDAISO(ダイソー)、Seria(セリア)、Can do(キャンドゥ)のキャンプ用品への熱の入れようは、本当に凄いものを感じますよね。
今回は3社の中でも、Seria(セリア)さんの新製品に着目して、紹介したいと思います。
それがこちら。
「コンパクト焚き火台」と「コンパクト薪ストーブ」という商品になります。
この2種類の焚火台をしっかりと使い倒してきたので、解説していきたいと思います。
「100円だし、とりあえず買うか!」といった購入の仕方をすると、安物買いの銭失いになる恐れがあるので、今回の記事を参考に「本当に購入するべきなのか?」検討していただければ幸いです。
1人でも多くの方の参考になれば嬉しいです!是非、最後まで読んでいって下さい!
2種類の焚火台のメリット・デメリットとは?
早速ですが、各商品のメリット・デメリットを箇条書きにて解説していきます。
「コンパクト焚き火台」解説
メリット・デメリットの深掘りをここからしていきます!追加で聞いてみたい事などあれば、コメント残して帰って下さい!
安い・軽い・コンパクト
「そりゃそうだ」「見た目通りだ」という声が聞こえてきそうですが、やはりこの3種類のメリットは外せません。
どこにでも入るサイズ感で、「使う予定無いけど、ちょっと遊びたくなったら使うか」と言った感じで気軽に持ち出す事が可能です。
そして、Seriaの商品なので、当然100円です。
安いは正義!
手入れがめちゃくちゃ楽
自分は焚火台だけでも6、7個所持していますが、こんなに洗いやすく、手入れがしやすい商品は初めてです。
構造はとてもシンプルで、鉄板を2枚重ねているだけなので、使用後はその鉄板2枚をゴシゴシとステンレスタワシで擦りましょう。
自分は「どうせまたすぐに使って汚れるし」という理論で簡単に洗っただけですが、それでも写真の通り、かなり綺麗になりました。
小さい焚火台だからこそのデメリットが多い
重い薪が無理なのは、このサイズを見て貰えば分かってもらえると思います。
それに加えて構造的に、耐久性にはかなりの不安があります。
何度も使っていれば、熱による変形が進行し、いずれ破損に繋がるのではと推測しています。
更に、高さが低い焚火台なので、芝生サイトでの使用には、注意が必要です。
対策を何も取らないで使うと、間違いなく芝生を焼いてしまいます。
自分がおすすめしたい対策は、「ステンレストレー(100均にあります)」の上で、使用する方法が簡単で良いかなと。使用後の片付けが楽になる事も更なるメリットと言えます。
「コンパクト薪ストーブ」解説
「コンパクト焚き火台」とはデメリットが全く違います。同じ100円商品でも全然違うので、しっかりと解説していきますね!
安い・軽い・コンパクト
上記「コンパクト焚き火台」の際に、記載した説明と全く一緒ですね。
若干違う点は、こちらはパーツが4点あり、倍の数になっている事でしょうか。
小さなパーツが2つあるのが、紛失する恐れも有り、若干面倒だと感じてしまいます。
他の道具とまとめて収納していると、どこ行ったー?と捜索することになります。パーツが少ないに越したことは無いですね。
想像よりも耐久性◎
実際に使ってみてびっくりしたのですが、想像していたよりも耐久性が高いです。
熱による変形もほとんど見られないですし、飯盒で500mlほどのお湯を沸かしても、しっかりと支えてくれました。
この部分に関しては「コンパクト焚き火台」よりもこちらに軍配が上がります。
今後、使い込んでいく必要がありますが、自分はかなり期待しています。
直火を前提とした作りなのに…
商品の写真・名前でも分かりますが、この商品はあくまで「薪ストーブ」という事で、直火での使用が前提となります。
しかし、直火を前提にした商品の割に、「コンパクト過ぎる」設計になってしまっているかなと言わざるを得ません。
この商品の下のみで、焚き火を起こして調理をしようとすると、かなり枝や薪を細かくする必要があります。
小さくする労力と、燃料(薪・枝)を追加する頻度を考えると、なかなかに大変です。
自分が使用した時は、この薪ストーブのサイズを無視して焚き火を起こして、実質ただのゴトクとして利用しました。
「直火可能なキャンプ場が近くにない」というキャンパーさんには、余計に厳しい商品です。
どんな人におすすめ?どんな人に不向き?
率直にお伝えすると、今回紹介した2種類の焚火台どちらも初心者キャンパーさんには向かない商品かなと。
初心者の方であればあるほど、メリットよりもデメリットの方が圧倒的に勝ってしまうと容易に想像が出来るからです。
デメリットを多く感じてしまっては、せっかくのキャンプが楽しくない思い出となってしまいます。
初心者キャンパーさんには、しっかりとしたアウトドアメーカーの焚火台を購入してもらって、楽しいキャンプを過ごしてもらいたいです。
自分自身、このブログ内でいくつか安価でおすすめの焚火台を紹介しているので、そちらも是非読んで行ってください!
逆にどんな人にならおすすめ出来るのか?というと、「複数の焚火台」を持っている方です。
複数の焚火台を持っているということは、それぞれの焚火台のメリット・デメリットをしっかりと理解していると思います。
いろいろな焚火台のデメリットを理解しつつも、問題なく使用しているのであれば、この商品に関してもしっかりと扱い切れます。
しっかりと扱えるからこそ、この2種類の焚火台の楽しさに気付いてもらえるので、複数の焚火台を持っていて、この商品に興味があるという方は即購入しましょう。
自分自身は大満足の商品でした!100円でここまで遊ばせて貰えるなら充分過ぎます!
「コンパクト薪ストーブ」を実際に使っている動画も
ブログと並行して、細々とyoutubeにて動画更新をしております。
今回記事内で紹介した「コンパクト薪ストーブ」を使って、野営地で夕飯を作って食べる動画をアップしているので、そちらも良ければ見てみてください。
写真や文字よりも、映像で見る方が分かりやすいです!短めな動画なので、ついでに見ていって下さい!
最後に
今回、この焚火台2種類を使ってみて、セリアの担当者の方の熱い思いがひしひしと伝わってきました。
こんなにしっかりとした商品が、100円で買えるこのご時世。
セリアの担当者の方に感謝しつつ、高頻度で新商品が多数展開される「キャンプブーム」って凄いなぁと肌で感じました。
初心者の方でも、「1回使えただけでも良い!」という方であれば、それはそれでも購入は有りです。「何事も経験」という言葉もありますしね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
YouTubeも細々と更新(月1目標)しておりますので、気が向けば見てやって下さい。
月1更新が目標と言いつつも、今月は4本投稿してます(笑)是非見ていって下さい!
ではでは、またー!
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