自分は楽天ポイントを貯めるのが大好きです!
そんな楽天大好き民の自分ですら愛想が尽きたので、楽天モバイルのスマホ回線契約を辞めようと思います。
小さな不満が溜まりに溜まった結果、もう無理だなと…。
当然ですが、メリットも感じていたので2年以上契約していました。
長期間利用したからこそ分かるメリット・デメリットを中心に解説していきます。
実際に使ってみて気付いたデメリットも多かったので、これから契約しようとしている人は要注意です。
悪い点が中心にはなりますが、メリットにもしっかりと触れていきます。
田舎に住んでいる方は読んでおいて損はないので、最後までお付き合いください。
楽天ポイントが貯まりにくくなったとしても、もう我慢出来ない!
ポイント付与率「常時3倍」
楽天モバイルを契約する上での最大のメリットがこちら。
楽天経済圏に入るには「楽天モバイルの契約」は必須事項と言えます。
毎月のお買い物マラソンや年に4回ある楽天スーパーセールを必ず利用している方には「常時3倍」はとても大きなメリットです。
前述した通り、自分は楽天ポイントを貯めるのが大好きなので、そのために楽天モバイルを契約したと言っても過言ではありません。
逆にちょっとした買い物でも常時3倍の恩恵が得られてしまうので、財布の紐が緩みやすいとも言えます(笑)
厳密には回線契約だけでは無いのですが、普通に楽天クレカを使っていれば、常時3倍の条件達成は容易です。
「ポイント付与率が何よりも大事」と思うのであれば、楽天モバイルの契約は有りと言えるでしょう。
正確には「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ契約中+ダイヤモンド会員」で3倍となります。
通話料実質無料
楽天モバイルの利点その2。
専用アプリを使用する必要はありますが、何時間通話しても無料となります。
他社キャリアは通話料無料にしようとすると追加料金が発生するので、電話を頻繁にする人には大きなメリットと言えます。
と言いつつも、現代の長電話ってさほど需要は無いですかね…。
LINEやインスタで無料通話の代替も可能ですし。
ちなみに自分は電話する用事がそれなりにあるので、なんだかんだでお世話になっていました。
仕事などで長時間電話する用事がある人にはおすすめ出来るポイントとなります。
保育園や車屋、職場などLINEやインスタで代替出来ないものもありますよね。
デメリット① 田舎民には地獄の様な通信環境
ここからデメリット。
実際に使ってみて分かりましたが、びっくりするレベルで通信環境が悪いです。
公式HPにて楽天回線エリアの表示があり、エリア内の地域に住んでいるのですが「満足のいく回線では無い」と断言出来ます。
通信環境が悪いのを顕著に感じるのが車移動の時(田舎あるあるで車移動が主流)
Amazonミュージックなどの音楽ストリーミングサービスは常時通信が前提のサービスですが、相性は最悪。
県内では一番主流であるはずの、国道2号線を走行中の状態でもたびたび再生が止まります。
どれだけ通信環境悪いんだ…。
再生している時間の方が短いレベルで酷い。
更に自分が契約した2021年の公式HPには通信可能エリアが広がっていく想定で記載されていましたが、現在は撤廃された模様。
東京や大阪、名古屋といった都会であれば満足のいくレベルなんでしょうが、自分の住んでいる山口県は全くダメです。
スマホでオンラインゲームをガッツリする人や外で動画を見たいという方には絶対におすすめ出来ません。
「田舎民には優しくない回線」それが楽天モバイルです。
自分は外出先でスマホをガシガシ見るような習慣が無かったので、辛うじて我慢出来ました。
デメリット② au回線を使えるものの5GBまで
上述した通り、楽天回線エリアは田舎にはまだまだ普及していないのが現状です。
「そんな人も大丈夫!パートナー回線が使えるよ!」というのが楽天の主張となります。
パートナー回線エリアというのはauの基地局電波を使用させてもらえるシステムです。
ですが、パートナー回線エリアの電波を使う時にはアプリで設定を変更する必要があります。
がじぇみつ「この辺、電波環境悪いな…アプリ1回開いて、パートナーエリア回線使用に変更」っと。
めんどくせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
ちょっと調べ物をするだけでこの労力は地味ながらもめんどくさいです。
本当にめんどくさいので、自分は常時パートナー回線使用設定にしています。
更にパートナー回線を使用出来るのは5GBまでという条件付き。
結局、田舎民にとっては「データ容量5GB制限で契約している」と言っても過言では無い状態と言えます。
スマホ大好きな人とっては耐えられない環境です。
全てのau基地局を使える訳では無い
この点は実際に使用した上での体感の話です。
恐らく、楽天とauの契約は「auの基地局をほんの一部使用させてもらう」という内容なのでしょう。
自分は過去にau/UQモバイルをそれぞれ契約していた時期がありますが、その時と比べても顕著に通信環境の差を感じます。
「パートナー回線が使えるから大丈夫であろう」と考えての契約は個人的にはあり得ません。
他キャリアも含めて再検討することを強くおすすめします。
憶測ですが、au基地局の電波を使用中も何らかの制限を受けていると思います。とにかく通信が遅い。
デメリット③ 低価格路線にも完全敗北
現代の格安SIM低価格路線の戦いは凄まじいものがあります。
- ahamo
- UQモバイル
- ワイモバイル
- OCNモバイル
などなど挙げ出すとキリがないほど格安SIMは増えてきました。
それらと比較しても「楽天モバイルは安くておすすめ」とは全くもってなりません。
安くも無く、高過ぎる訳でもないという平凡な評価と言えるでしょう。
「1GB未満は無料」というキャンペーンを実施していた時代はおすすめ出来ましたが、現在では廃止。
現状、おすすめ出来る理由はただ一つ「楽天ポイント倍率がアップ」という点だけ。
そもそも、ポイント付与率がいくら多かろうとも実際の料金が高いのでは本末転倒です。
楽天モバイルは利用したデータ量によって料金が変わるシステムなので、どれぐらい毎月使っているのかを把握した上で検討しましょう。
最後に
メリット・デメリットを記載してきましたが、「楽天大好き人間がなぜ解約という選択になったのか」を記載して締めたいと思います。
昨今のニュースを見返してみると、楽天関連の悪いニュース、楽天経済圏への改悪の数々と悪い情報ばかりが露見しています。
「このまま契約していて大丈夫か?」と考えるのは普通の流れでしょう。
結果的に調べれば調べるほど、メリットよりもデメリットの方が大きいので解約という運びになりました。
自分は楽天証券も契約しており、株取引も楽天経済圏で回していましたが、証券会社も今後乗り換えると思います。
一人の利用者として、ここからの楽天の盛り返しに期待しつつ、見守っていきたいと思います。
田舎在住の方、しっかりと検討した上で楽天モバイルの契約をしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ひとりでも多くの方の参考になれば幸いです。
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