キャンプと言えば、焚き火ですよね?異論は認めません。
と言いたくなるほどの焚き火大好き人間である、わたくしがじぇみつが「焚き火をする前に準備したい道具」を紹介していきます。
「キャンプ初心者」の方や「まずは焚き火だけやってみたい」という方に向けて書くので、「焚き火には精通しているぜ」って方にはちょっと物足りない内容となるかもしれません。
焚き火上級者の方は、この記事で足りない点などがあれば是非ご教授下さい!
必要な道具って何?
早速、焚き火をする上で、絶対に用意するべきものベスト5を紹介します。
数ある道具の中で、なぜこの5つが必須なのか?ガッツリと解説していくので、しっかりついて来て下さい!
必須アイテムその1「薪」
焚き火するんだから、そりゃそうですよね。
必須です。
キャンプ場で購入しても良いし、拾っても良いです(拾う場合は、あくまでOKな場所で)
薪を購入する場合でも、拾う場合でも注意点が2点あります。
- 出来るだけ乾いた薪を調達する。
- 針葉樹と広葉樹の違いを理解して調達する。
出来るだけ乾いた薪を拾い集める
当然ですが、薪が濡れていると上手く燃えません。
「そんなの知ってるわ」って声が聞こえてきそうですが、続けます。
初心者の方でも拾い集める時には、気を付けるでしょうし問題ないでしょう。
乾燥が進んでいて、手でも簡単に折れるような薪は楽に燃やせます。
(その分、火持ちが悪いというデメリットもありますが…)
拾い集める薪に多くは望めないので、あくまで目安程度に!雨上がりなんかは着火に難航するので、着火剤も必須くらいで思った方が良いです!
乾いた薪を見極めて購入する
薪を購入する際にも、気を付けないと失敗します。
昨今のキャンプブームにより、薪の供給が追いつかないキャンプ場やお店も少なくないです。
そんな時、乾燥が不十分な薪を店頭に並べます。
乾燥が不十分な薪=水分を含んでいます。
「そんな薪買いたく無いよ」って思うのが、普通の考えでしょう。
素人でも見分ける事が出来そうなポイントを3点紹介しておきます。
初めの内は分からないかもしれませんが、意識して見ると結構違うものですよ!
針葉樹と広葉樹の違いを理解する
これは購入する場合、拾い集める場合共通です。
針葉樹と広葉樹の違いを、すごーくざっくりとまとめます。
一般的には「焚き付けには針葉樹を、安定したら広葉樹を」と言われています。購入の際は、針葉樹かな?広葉樹かな?という視点で探してみて下さい。
必須アイテムその2「焚火台」
はい、皆さん大好き「焚火台」ですね。
ほとんどのキャンプ場が直火を禁止しています。
直火とは…地面の上で直接、薪を燃やす行為。地面へのダメージ・マナーの悪さ(後処理をしない)などからほとんどのキャンプ場では直火が禁止されています。
むしろ、焚火台だけは喜び勇んで買って「すでに持ってます!」って人も少なく無いのでは。
焚火台によって注意点は変わるので、自分のオススメ焚火台の記事を貼っておきます。
CAPTAIN STAG カマドスマートグリル B6型(自分の中で、使用率No.1焚火台です)
Takelablaze焚火台(Amazonにて2680円と格安焚火台です)
DAISO 250円焚火台(ステンレス折りたたみ蒸し器を焚火台として使用します)
個別記事を読んでもらえればほとんど分かるとは思いますが、他にも知りたい情報などがあれば、お気軽にご連絡下さい!
必須アイテムその3「着火道具」
着火道具が無いと、大変な事になります。
誰もが口を揃えて必須アイテムと言える道具です。
一概に着火道具とまとめてしまいましたが、色々な種類があります。
好みがあると思いますが、寒くて着火し辛い・湿っているなど悪条件下での着火の可能性もあるので、2種類くらいは持って行った方が良いですよ!
ファイヤースターター(メタルマッチ)
キャンプっぽい、アウトドア感満載のアイテムです。
「マグネシウムを削って、火花を散らして着火させる道具」と口では言えるものの、そんなに容易には着火出来ません。
雰囲気はとても良いですが、とても初心者の方に勧められるものでは無いです。
ちなみに自分は常に持っていきますが、あくまで緊急用の位置付けでほとんど使いません(笑)
ライター
ざっくりまとめているので、仕方ないのですが、100円ライターやZIPPOをイメージする方が多いのでは無いでしょうか。
確かに100円ライターは安価にも関わらず、万能な点には目を見張るものがあります。
ですが、自分がオススメしたいのは、「IMCO フリントオイルライター」です。
冬の寒い時期でも関係なく着火可能、着火してオイルタンクを引き抜いて狭いところにも火を移しやすいなど利点がとても多いです。
どんな種類のライターであれ、コンパクトなので2種類目の着火道具として持っていくのをオススメします!
ガスバーナー
ライターなのか、ガスバーナーなのか迷ったのですが、こちらで紹介します。
「SOTO スライドガストーチ」です。
キャンパーであれば、動画や写真などで見た事がある方も多い事でしょう。
着火口が伸びる、CB缶(カセットボンベ)から充填可能、2年の保証期間付きと安価にも関わらず、文句の付けようが無い素晴らしい商品となります。
特にこだわりが無いのであれば、初心者の方はこれを買っとけば間違いない、そんな商品です。
マッチ
このブログを読んでいただいている方なら知っていると思いますが、個人的に今1番推しているアイテムです。
自分が今使用しているマッチは、昔ながらの何の機能も付随していない商品となりますが、あえてここで紹介するまでも無いですね。
せっかくなので、テレビで紹介されて一時期話題になった商品を紹介したいと思います。
「FIRE LIGHTERS(ファイヤーライターズ)」です。
マッチと着火剤がセットになった商品で、「火起こしが不安…」という方であれば、この商品を持っておいて損はありません。
家族やグループキャンプで見られている中で、火起こしするのはなかなかにプレッシャーですよね。もしもの時の保険的な立ち位置で、安心を買いましょう。
必須アイテムその4「耐熱グローブ」
「なんで必須アイテム…?」と思った方、考えを改めて下さい。
焚火台は消火後も当分の間、想像以上に熱いです。
焚き火の最中も熱々の薪や炭を掴んだり、怪我・火傷のリスクを減らせられると思うと購入は必須です。
キャンプ初心者の方と話していると、「耐熱グローブも買ってね」と言っても微妙な顔をされる事が本当に多いのです…。
耐熱グローブの万能性を語りたくて、詳細記事も作っているので合わせて読んでいって下さい。
全体的に安いのにも関わらず、丈夫なコスパ最強のアイテムです。絶対に買って下さいね!
必須アイテムその5「消火用の水」
皆さんも小学生時代に焚き火する際、消火用のバケツ用意してましたよね?
「そもそも小学生の時に、焚き火するのは田舎ぐらいだろ」って思った人は出てきて下さい(怒)
考えなくとも、誰でも当たり前って分かると思います。
安くてもなんでもある程度の量を焚き火の横に確保出来れば、問題無いです。
一応自分のおすすめは、コンパクトに折りたためて安価な「Pranski 折りたたみ式バケツ」を紹介しておきます。
急に風が強くなってきて、瞬間的に消す必要に駆られることもあります。テント全焼という話題もSNSで定期的に挙がりますし、読んでいる方も自分も改めて注意しましょう。
最後に
本当は「焚き火をする際、あると便利・欲しいものリスト」も合わせて今回の記事に入れるつもりだったのですが、想像以上に文字数が増えてしまい泣く泣く断念しました。
4000文字近くあるこの記事を最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
更に、「あると便利・欲しいものリスト」も記事作成が完了次第、アップしますので是非そちらも読んでやって下さい。
今回の記事が焚き火初心者の方へ届き、少しでも参考になる事を願っております。
読んだ感想なんかもいただけると、泣いて喜びます!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
YouTubeも細々と更新(月1目標)しておりますので、気が向けば見てやって下さい。
ではでは、またー!
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