妻が新しいカッティングボード(まな板)を購入したそうです。
妻「手入れ方法が書いてあるんだけど、植物性オイルで拭くと良いって書いてあるからよろしく!」と言われました。
すぐにやっておきます!
自分はキャンプ用のカッティングボードを普段から手入れしています。
妻はその様子をよく知っているので、「分かる人間がやった方が早いから、よろしく」という流れになった訳です。
ちょうど今まで使っていた植物オイル(亜麻仁油)を切らしており、新しく購入し直したのでその商品レビューとカッティングボードの手入れ方法を紹介していきます。
妻から言われたことは最重要事項です。迅速に実行することが求められます!
購入したカッティングボードとまな板用オイルを紹介
自分が購入したのはオイルですが、ついでに妻が購入したカッティングボードを先に紹介します。
「Arte Legno(アルテレニョ)カッティングボード」です。
某大型ショッピングモールの雑貨屋で一目惚れして購入したそうで、価格は6600円でした。
記事執筆時(2022年8月)のAmazon販売価格は4699円ですが、ハンドメイド故に形・サイズが1点1点異なります。
こういうものに関しては、価格を重視するか見た目に納得した上で購入するかで選択は変わってきますね。
ちなみに我が家の妻は「価格よりも見た目に納得した上で購入する」という方に感覚は振り切っています。なので基本衝動買いです(笑)
脱線しましたが、オリーブウッドという素材を使用して作られたカッティングボードで、色味や木目がそれぞれ違うそうです。
手入れ方法として、植物オイルを定期的に塗布することで白みがなくなり、木目のきれいな状態を維持出来るとのことでした。
そのカッティングボードを手入れするアイテムとして購入したのがこちら。
「WOOD CUTTING DOARD OIL 木製まな板用オイル」
ただのオイルなのに謎のおしゃれ感(笑)
Amazon内の商品名は「カッティングボードオイル」という一般的な表記ですね。
100mlというサイズですが、これでもかなりの期間使えるので十分な量と言えます。
Amazon内最安値なので、迷っているなら同じ商品買っとけば間違いないです(下にリンク貼っておきます)
ちなみに自分が前回購入したオイルは廃盤になっていた様で、もう販売されていませんでした。
カッティングボードへオイルを塗布していく
前置きはこの辺りにしておいて、カッティングボードの手入れを実施していきましょう。
初めて使うオイルなので、実験も兼ねて自分のカッティングボード(キャンプ用)を先に手入れしていきます。
見ての通り、ナイフの跡が凄まじいです。
ちなみに汚れがある場合は事前に清掃、濡れている場合は乾いてから行いましょう。
布やタオルの切れ端を用意します。
自分はバスタオルの切れ端を用意したのですが、正直あまりおすすめでは無いです(笑)
というのも手入れしている最中、ボロボロと取れた毛が色々なところにくっ付きます。
最終的にきれいに拭き取るのでさほど手間では無いですが、理想はふきんや手拭いなどの切れ端をおすすめしておきます。
ここからは、オイルを布に染み込ませる→拭きながら塗布していくという作業を繰り返すだけです。
傷が深めなところには念入りに塗っていきましょう。
傷が目立っていたところの比較画像を貼っておきます。
こうして比較してみるとオイルを塗布するだけで、かなり傷が目立たなくなっているのが分かります。
オイルは実際に塗布してみると、色味が変わって見えたり、発色が出過ぎてしまうような商品もありますが、このオイルは特に主張も無くカッティングボードを引き立たせてくれる商品と言えます。
自分のカッティングボードでの実験も終わったので、次は妻のカッティングボードも手入れしましょう。
と言っても工程は同じなので、写真記録だけ残して流し気味にいきますね。
塗り塗り。天然の木を加工していることもあり、細かい凹凸もあります。
新品の状態を出来るだけ維持してくれる様、しっかりと塗り込んでいきます。
こういった厚みのあるカッティングボードは特に縁の部分なども意識して塗りましょう。
忘れやすい箇所、第2位ですね。
忘れやすい箇所、第1位。
こういうところに水分が溜まりやすく劣化しやすいです。
乾燥させましょう。
油なので、水みたいに完全に乾くわけでは無いです。
「いつまで経っても乾かないなぁ」とならないように注意。
天日干しなら、1〜2時間も乾燥させれば十分です。
余分な油を乾燥したふきんなどで拭き取って完了となります。
手入れ前後の写真は後ほど!
片付けの際の注意事項
オイル塗布が初めてという方に注意喚起も含めて補足事項を記載します。
油を染み込ませた布やタオルの切れ端は水を含ませた上で廃棄しましょう。
これは「油着ウエス」という扱いのものになりますが、水を含ませないで放置しておくと高温化で自然着火する可能性があり、とても危険なものになります。
こういうものに関しては、心配し過ぎなくらいがちょうど良いので忘れずに。
使用後のオイルはジップロックなど密閉出来る袋へ。
サラダ油やオリーブオイルで経験済みの方も多いと思いますが、粘度が高いので漏れ出ると地獄です(過去に体験済)
「ウエス 自然発火」で調べるといくらでも事故事例が出てきます。最大限の注意を!
手入れ前後を見比べると大違い
自分のカッティングボードは、傷だらけでしたが…。
オイルでの手入れ後、傷が圧倒的に目立たなくなりました。
初めの状態を知らなければ、傷だらけだったことには気付けないでしょう。
続いて、妻のカッティングボード手入れ前後。
比べてみるとよく分かりますが説明書の記載通り、白みがなくなって木目が目立っています。
妻目線から見ても「かなり良くなった」と喜んでいたので、任務達成です。
見た目だけでなく、撥水も良くなったと喜んでいました。
定期的にやっていくことが大事
今回は新品と中古のカッティングボードを手入れしていくことで違いなどを分かってもらえたと思います。
この作業を定期的にやっていくことで油による皮膜を生成し、傷が付きにくくなる・目立ちにくくなるというものです。
とは言うものの、自分はめんどくさがりなので、今回の様に「傷が目立ってきたからやるかぁ」と言う感覚で整備しています。
油を塗布するだけで「ここまで傷が目立たなくなるのか」と思ってもらえれば、今回の記事を書いた意味があります。
自分と同様、めんどくさがりな方も傷だらけのカッティングボードを諦めることなく整備してあげて下さい。
手入れすればするほど愛着も湧いてくるものです。
この記事をきっかけに、「たまには道具の整備でもするか」と思ってもらえる方が1人でも多く出てくれることを願っています。
少しでも参考になれば幸いです!最後まで読んでくれた方はぜひコメント残して帰って下さい!泣いて喜びます!
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