前回の記事は読んでもらえましたでしょうか?
初家族キャンプにして、自分自身も初めてのケビン泊だった訳ですが、不慣れな中でも楽しく過ごせました!
今回の記事では「家族でのキャンプにおいて、ケビン泊がいかに素晴らしいか」を語りつつも、「ダメなポイントもそれなりにありますよ」という注意喚起も含めて、話をまとめていきたいと思います。
今回もしっかりと解説していきますので、最後まで宜しくお願い致します!
ケビン泊のメリットとは?
早速、ケビン泊のメリットに入っていきましょう。
まとめてて気付きましたが、このご時世なので、他の利用者の方と接触する必要が全く無いのはかなりのメリットですよね。
実質、別荘です。「何をする為に行ってるんだ」となりそうですが、外に出る必要が無いぐらい、ケビン内で全てが解決します。
まさに別荘
普通に家です。
各キャンプ場によって、違いはあると思いますが、筆者が利用したケビンは家電関係も全て揃っていました。
「この設備は付いていて欲しい!」というこだわりがある場合、事前に問い合わせて確認しておくと良いですね。
自分が1泊2日の内で、使った設備・家電をまとめておきます。
当たり前ですが、トイレ、お風呂が専用であるのが特に良かったです。普通のキャンプだとこの辺は共用が当たり前ですもんね。
当たり前ではあるが、部屋の中で寝られるのは快適
ケビン泊というくらいなので、当たり前ですが…(笑)
子供が小さいうちは、「いくらテントを張ったとしても、外で寝るのはちょっと…」と感じる方も少なく無いことでしょう。
キャンプに来ておきながら、部屋の中で寝ることが出来るのは、ある意味贅沢な話ですが、ケビン泊ならその良いところ取りが出来ます。
「布団を並べて、家族で川の字で寝る」昔なら当たり前のことかもしれませんが、我が家は初めての体験でした(普段はベッドで別々)
我が家の場合、子供だけでなく妻も繊細でなかなか寝付けないタイプなので、そういう意味でもテントよりも断然ケビン泊が良かったと思います。
他の利用者の方と、接触する恐れが全く無い
このご時世において、この点が最大のメリットかもしれません。
ケビン泊をするに辺り、人に近付いたのは受付(到着時・帰宅時)のときだけでした。
「他人に近付きたくは無いが、子供を自然に触れ合わせる機会を持ちたい」という方には、キャンプよりもケビン泊が断然おすすめです。
仕方がないことですが、テント泊の場合、サイトが隣の人たちが常に近くにいる環境になってしまいます。
ケビン泊のデメリットとは?
もちろんメリットだけではありません。
楽しいだけでなく、デメリットもあるので、こちらの項目についても忘れず目を通していって下さい。
虫やヘビなんかは、時期やキャンプ場によるものが大きい気がしますが…実体験だったので、覚悟はしていって下さい。
高い・ホテル代と変わらない
筆者が利用した「せせらぎ豊鹿里パーク 鹿野オートキャンプ場」のケビン1泊の利用料金は12920円でした。
大人4人まで同じ利用料金なので、4人で割れば3230円です。
今回は大人2人・子供1人の家族キャンプだったので、どうしても割高に感じてしまいます。
もちろん利用料金を理解している上で利用したものの、妻からも「ホテル代と変わらないね」という話題は出ました。
県内のキャンプ場を見渡しても、ほとんどが同じ様な料金設定なので、「何度もケビン泊をしよう!」とは若干なり辛いかなぁと思う部分もあります。
話は変わりますが、友人4人で飲みに行って何軒もハシゴ酒するぐらいなら、お酒を大量に買ってケビン泊した方が安上がりになりそうだなとは思いました(笑)
虫が部屋の中に当たり前の様にいる・道をヘビが横断しているほどの環境
ここは利用する時期と、キャンプ場による部分がかなり大きい気もしますが…。
筆者は、ケビン内に入ってすぐにカメムシと遭遇しました。
すぐに外へ退出願いましたが、これが計3度ほど繰り返されました。
特に虫嫌いの妻が見付けた時が大変で、大慌てでヘルプ要請が入ります。
虫に罪はありませんが、若干辟易した部分でした。
更に、キャンプ場内の移動中には大きなヘビが道路を横断しており、恐怖を感じました。
我が子が何も知らずに遭遇して噛まれでもしたら…と考えると、怖いですよね。
実際のオートサイトやフリーサイトほどの自由度は無い
これはキャンプ好きであればあるほど、デメリットを感じてしまう部分かもしれません。
各キャンプ場、各ケビンによって、庭の広さは異なります。
広い庭が付いているケビンであれば、自由度は高そうですが、自身が利用したケビンの庭は「この場所に、この形でタープを張るしかないな…」と諦める様な広さしかありませんでした。
家族で焚き火しながらBBQをするのであれば、十分な広さなので大きなデメリットでは無いのですが、キャンプ慣れしている自分からすると若干不満があったのは事実です。
タープが余裕で張れるぐらい広い庭で、更にハンモックを張れる木が何本かあったら最高ですよね(無理難題言ってるよなぁと、分かってはいます…)
家族キャンプにおける注意点
おまけとして、自分自身の備忘録的なところも兼ねて、失敗談・注意点を紹介しておきます。
失敗談と言いつつも、読んでいる方にもとても参考になると思います!この項目で最後なので、最後までお付き合い下さいませ!
子供の体調次第なところが難しい
我が家の息子はすくすく育ってくれてはいるものの、病気への耐性がまだまだ弱いです(妻にはお世話になっています)
常に咳が出ていたり、ときには吐いてしまったりと親の立場からすると「大丈夫かなぁ」と思う部分が多く、まだまだ手がかかります。
特に今回のキャンプ前にも体調が優れないときがあり、数日間保育園をお休みしていたりと、キャンプ場の予約を前日まで控えていました。
その様な事情で、ギリギリまで予約出来ず、元々予定していたキャンプ場は予約で埋まってしまいました。
キャンプ場からしてもギリギリのキャンセルは迷惑でしか無いので、小さなお子さんがいる方は気をつけましょう(とは言うものの体調を優先で!)
荷物が多いので、忘れ物には要注意
今回が初めての家族キャンプなのもあり、準備には時間をかけて、事前に食事メニューはきっちりと決めていました。
妻と息子に不自由な思いをして欲しくないという考えで、道具も「これ要らないだろうけど、一応持っていくか」といった感じで、たくさんの道具を持っていくことに。
たくさんの道具を詰め込んで、最後に冷蔵庫に保管していた食料品をクーラーボックスへ詰めていざ出発!
キャンプ場到着後に気付きます。
「食パン忘れた」
ソロキャンプであれば、大した問題では無いですが、息子も食べる食事なので、手を抜く訳にはいかずスーパーまで買い出しに行きました。
食料品は車に長時間置きたくないので、最後にしますよね。ほんと要注意です。
不必要な道具を持って行かない、しっかりと取捨選択を
先程も記載しましたが、今回かなりの道具を持っていきました。
使わなかった道具を羅列すると凄まじい量になるので、大きなものを抜粋します。
・自分が所持している中で、1番大きな焚火台(CAPTAIN STAG ヘキサステンレス ファイアグリル)
・アウトドアマット 2種類
・寝袋 2種類
・タープ 2種類(実際に使用したものを含めると3種類)
正直に挙げると、本当にキリがないレベルで所持していました。
不自由させたくないと言う考えは痛いほど理解出来ますが、しっかりと取捨選択しましょう!
行きは綺麗にパッキングしているのもあり楽勝で車に詰め込み出来ますが、帰りは本当に地獄をみます。自分の1番の失敗は間違いなくここです。
最後に
今回は、ケビン泊のメリット・デメリットを中心に家族キャンプでの注意点についても解説していきましたが、いかがだったでしょうか。
大人だけであれば、どうにでもなるキャンプですが、小さな子供がいるだけで考え方がガラッと変わりますよね。
家族キャンプ・ケビン泊というジャンルの都合上、今までの自分のキャンプ記事とは目線が少し違う記事となりました。
自分自身手探りの記事となった部分もありますので、感想などいただければ、ありがたいです。
色々と書きましたが、家族での楽しい思い出が作れれば、それで充分ですし、それが1番大事なことだと思います。
読んでくださった方々が、楽しい家族キャンプになることを願っております!
YouTubeも絶賛更新中です!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
YouTubeも細々と更新(月1目標)しておりますので、気が向けば見てやって下さい。
ではでは、またー!
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