今回は、最近買った中で1番良かったキャンプ道具を紹介します。
タイトルでもある通り、Amazonでの販売価格2680円という格安の「Takelablaze 焚き火台」です。
いつも通り、悪いとこもしっかりと語りまくりたいところなのですが、今回に限っては良いところばかりのレビューになると思います。どこかの回し者では無いのですが、本当に良い製品なので、ご了承下さい!
誰にでもおすすめ出来る価格設定
この記事を書いている2021年2月末時点でAmazonでの販売価格は2680円でした。
このサイズ感の焚き火台の中では、最安値クラスです。
いわゆる模造品的立ち位置の商品ですが、この手の焚火台が2680円で買える日が来るなんて…凄いなという感想です。
見たことある形だなー、〇〇製の焚火台に似てるなーとか思う事があるかと思いますが、今回はその辺りはスルーします。
付属品のメリット・デメリット
焚火台以外にはスピット(串)と収納袋が付属しています。
付属品1:スピット(串)
写真の通り、2本串が2個付属しています。
用途としては、肉や魚、ウィンナーを直接刺して焼いたり、ゴトクとして利用したりと言ったところでしょうか。
個人的な見解としては、重いので不要では?と思っています(2本で131g)
不要って言ってるけど、ゴトクが無くなるのはどうなの?
と思う方も居ると思いますが、安心して下さい。
誰もが常に多めに持っているであろうペグ、その辺に落ちている太めの枝(乾いていない生木があれば◎)をゴトク代わりに使えば解決します。
串としての利用に関しても、その辺に落ちている枝をナイフで加工すれば、即解決です。
全く使わずに不要です!と言うのもどうかな?と思い、興味本位で、マシュマロ焼くのに使ってみました。
便利では合ったものの、重さと見合うかな?と言われれば、微妙です。
現状、フィールドテストも兼ねて持って行っていますが、「無くても困らないわ、外そう」というルートを辿りそうだなぁと思ってます。
付属品2:収納袋
余裕を持った作りになっているので、他の道具もまとめて入れる事が可能です(あくまで多少ですが)
自分はスパッタシート、火吹き棒、着火剤を一緒に入れています。
灰が付いても目立ちにくい黒というカラーなので、煤まみれの焚火台を抵抗なく、収納する事が可能な点も◎の利点です。
Amazonの評価欄の中には「収納袋がめちゃくちゃダサい」とのコメントがありました。収納袋に何を求めているの?と物凄く違和感を感じました。
携帯性も不満無し
重量は850gと焚火台としては、まぁまぁ軽いと言ったところでしょうか。
追加の道具(スパッタシート、火吹き棒、着火剤)が入って約4cmほどの薄さなので、バックパックの隙間に入り込めるのが携帯性の観点からするととても良いです。
ちなみにスピット2本を抜いたら、131g軽くなります(スピット箇所の写真参照)
軽量化が大好きなミニマムキャンパーさんには、是非スピットを外す選択をおすすめします!
想像を超える耐久性
薪を大量に乗せてラーメンを作ったり、お湯をまとめて1400cc沸かしてみたりしました。
お湯を大量に沸かす必要が合った理由に関してはこちらの記事を!(笑)
結果として、びくともしません。
購入前は、荷重をかけすぎるとダメだろうな…と思っていたので、嬉しい誤算でした。
この記事を書いている時点で、5日間の使用をしている事になりますが現状、耐久性でマイナスポイントはありません。何度も使用しての耐久テストは、これからですね。
開封から実使用までの使用感まとめ
初心者でも容易に組み立て可能
初回組み立て時のみ「薪置き部分のパーツこんなに曲げて大丈夫?」という感じで恐る恐る組み立ててみたものの、1回組んでしまえば、2回目以降は容易に組み立て可能です。
特に1度焚火をしてしまえば、熱により薪置き部分のパーツが変形して湾曲するので、更に組み立てが簡単になりました。
今では収納袋から出して組み立てまで、約1分ほどで完了する様になりました。
バリ取り必要無し
安価な海外製品だとバリ取りが必要な製品がとても多いですが、この商品はバリ取り不要です。
レビューでこの事を知り、半信半疑ながらも届いた直後から素手で扱っていましたが、特にひっかかる・気になる様な箇所はありませんでした。
この価格でバリ取り不要なのは、地味ながらもありがたい利点です。
長い薪をガンガンくべられるのが最高
焚火台組み立て時の横方向の長さは約40cm(製品仕様38.5cm)となります。
市販されている薪もそのまま置けるほどの長さなので、薪の管理がとにかく楽です。
長年愛用してきた「カマドスマートグリル(B6型)」は小さな焚火台なので、薪をある程度小さくすることに慣れていたのもあり、余計に落差が凄いです(笑)
長い薪をガンガン燃やして、炎を大きくする楽しみ方も出来るし、必要最小限の焚き火を中心部で行って調理することも出来るしで、「万能な焚火台」と言えます。
焚火台を持つ際もコツさえ掴めれば移動可能
焚火台を移動させようとすると、接続金具が簡単に外れるというレビューを何点か見受けました。
確かに、自分も同様の事例が起こりましたが、何度か扱って試していると、ある程度「移動のコツ」が掴めます。
焚火台移動のコツ…土台部分の足を両手で掴み、接続金具を両方から軽く押さえつけるイメージ。接続金具が外れない様に意識することさえ忘れなければ、すぐに慣れます。
※あくまで自己責任の上で行って下さい。
コツさえ掴めば、焚火後の処理も容易に可能でした。
一応、焚火中に移動させる事も可能ではあるものの、薪などを多めに乗せている状態は流石に危険だと思います。
焚火中に移動させたい!となった場合は、ある程度乗せている薪を減らしてから運ぶことをおすすめします。
慣れるまで時間がかかる?という方も安心して下さい。1回目の使用でなんとなく察して、2回目以降は簡単に移動可能でした。
最後に
正直悪い点が無さすぎて、良い点ばかりをお伝えする様になってしまいまいた(あえて言えばスピットがもう少し軽量であれば…)
このクオリティで、この価格は「本当に価格破壊」だと思います。
「ピコグリル398」が大人気のおかげで似た製品が大量に販売されていますが、どれが良いのか?と悩んでいる方には、この商品を自信を持っておすすめします。
気になる点や質問などあれば、コメント欄・問い合わせよりお気軽にご連絡下さい!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではでは、またー!
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