SOTOと言えば、バーナーがもっとも広く知られた商品。

シングルバーナーの「アミカス」や「OD缶」は全キャンパーが一度は目にしたことがある商品でしょう。

どのアウトドア用品店に行っても、必ず販売されている商品ですよね。
今回はそんなSOTOが販売している「ミニ焚き火台テトラ ST-914」を紹介します。

「バーナーの紹介ではないのか…」と思わず、特徴だけでも見ていってください。
- 価格1320円と安価
- 購入後、5年経過したが破損部位無し
- 「頑丈さ」と「コンパクトで軽量」が共存
- 固形燃料、アルコールストーブ、焚き火まで幅広く対応
安価にも関わらず、メリットばかり…!
当然、デメリットもあるのでその辺りの改善案にも触れつつ、解説していきます。

購入した当時はこんなに愛用する商品になるとは思っていませんでした(笑)
固形燃料との相性◎
まずはメインの使用用途を紹介。
「ミニ焚き火台テトラ」と固形燃料を利用することで、ほったらかし炊飯を行うことが可能です。
一例として、オムライスを作ってみましょう。

テトラに固形燃料をセット、着火します。
炊飯時の吹きこぼれ対策として、アルミホイルを敷いていますが、屋外では当然不要。

自宅内で炊飯してるので、妻対策です(泣)

米を給水させたクッカーを乗せて、火が消えるまで放置。
固形燃料は15分ほどで勝手に燃え尽きるので、本当に何もせずに放置でOK。
料理中にも関わらず、一切気にせず他のことを出来るのは大きな利点です。

オムライスの完成。
かなり省略しましたが、火が消えた後に生卵を入れて15分ほど放置で完成します。
余熱で卵にもしっかりと熱が入るので、世界一簡単なオムライスの作り方です(笑)

部屋の中でやると、簡単にアウトドア気分が味わる点も◎。

しっかりと炊けており、美味しい。
底を見ても全く焦げ付いておらず、絶妙な火加減。
この料理方法で失敗する人はまず居ないでしょう。

固形燃料とミニ焚火台テトラの相性は最強です!
小さな焚き火台としても
サブとしての使用用途も紹介。
ミニ焚き火台という名前の通り、焚き火も可能です。

とは言っても、商品自体のサイズがとても小さいのでおまけ程度。
焚き火調理するほどの火力は出せません。

自身の経験上、シェラカップのお湯を沸かすことくらいが限度。
あくまで「火遊び」と割り切って使いましょう。

雨キャンプ時、タープ下で「少しでも焚き火がしたい」と言った時におすすめです。
安価にも関わらず、頑丈
冒頭で記載した通り、価格は1320円となります。
日本メーカーの商品で安価ということは、「安心感」と「お得感」どちらも得られるような商品です。
そして、ただただ安いだけではないのが日本メーカー。

購入後、5年間にわたり使い倒していますが、破損部位はありません。

DAISOでも似たコンセプトの商品はありますが、堅牢さ重視ならこの商品で間違いなしです。
軽量・コンパクトという最大のメリット
収納時のサイズは、9cm×8.5cm。

iphoneと並べると一目瞭然のコンパクトさです。
そして小さいので、当然軽い。

固定用バンド込みで、123gという圧倒的な軽さ。
コンパクト・軽量という利点のおかげで、必須アイテムのひとつとして君臨しています。

必要が無い時でも「とりあえず入れておくか」に何度も救われました。
メンテナンスが楽
小さいからこそのメリットは続きます。
使用後の焚き火台の後片付けってまぁまぁ面倒ですよね…。
しっかりと隙間まで洗い、錆防止のためにしっかりと乾燥させる。


↑の写真みたいに焚き火調理したクッカーがたくさんあると余計にめんどくさい!
今回紹介している「ミニ焚火台テトラ」ならそんな感情とはオサラバ。

普段使っているキッチンスポンジよりも1枚1枚のパーツが小さいです。
洗剤を付けてサッと洗い流す、そのまま拭き取って終わり!
メンテナンスが楽だからこそ、必須アイテムのひとつに君臨していると言っても過言ではありません。

大きいと乾かす手間もバカになりません。小さいことは本当にメリットが多いです。
屋外での使用にはウィンドスクリーン必須
メリットを優先して伝えてきましたが、注意点にも触れておきましょう。
ほったらかし炊飯を出来るという大きな利点はありますが、屋外での使用環境では難点有り。

風に強そうな見た目をしていますが、残念ながら無力です。
少しでも風が吹いていると、固形燃料の火力が足らなくなり、うまく炊飯することが出来ません。
「ミニ焚き火台テトラの購入時は、ウィンドスクリーン(風防)もセットで購入する必要がある」ということは覚えておきましょう。

安価でコンパクトな商品のリンクを↑に貼っておきます。
最後に
最後に少々悲しいお話を。
今回紹介した当商品、自分が購入した5年前の定価は約1000円だったと記憶しています。
記事内でも解説した通り、記事執筆時点での定価は1320円。
小さいながらもインフレをこういったところからも感じますね…。
今後もインフレの波が収まることは無いと思うので、興味を持った方は、早めの購入することをおすすめしておきます。
改めて、商品リンクを↑に貼っておくので、コメント欄や評価も参考にしてみてください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2年前に動画でも解説しています。↑にリンク貼っているので、そちらも是非見てください!
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