「キャンプ中、朝ご飯にホットサンド食べたい!」と考えた事がある方も多いのでは無いでしょうか?

自分もキャンプ中のホットサンド羨ましい…と思いつつも、「ホットサンド」の為だけに調理器具を追加するのはいかがなものか、もったいない気がするなぁと及び腰になっていました。
欲しい・もったいないの思考を行ったりきたりしつつ、調べていると「これだ!」という物にようやく出会えたので購入に至りました。
その商品とは「はさもっか HASAMOCCA」です。

使ってみた結果を先にお伝えしておくと、「もっと早く買っておけば良かった」と思えるくらいメリットが多い様な商品でした。
・キャンプと言えば焚き火!もちろん放り込んでOK!
・フッ素樹脂加工がされているので、洗うのめちゃくちゃ楽!
・ホットサンドだけじゃない!他の料理にも対応可能!
ピックアップしたメリットだけでもこれだけあります。
ここから、ひとつひとつのメリット・デメリットについてしっかりと解説していきます。
何の抵抗も無く、直火に放り込める便利なやつ
まずはキャンプにおいて必須条件となる「直火調理可能か」という点ですが、当然楽々クリアです。
Amazonの紹介ページにて「熱電導率の良い肉厚アルミ合金を使用」との記載もあり、厚みと重量は手に取っただけで分かります。
この見た目のおかげで何の抵抗感も無く、焚き火の中に放り込んでおけます。


持ち手の部分まで、木などの可燃性物質が使用されていないので、一部でも燃える可能性があるという事を一切考慮しなくて良いのも使ってて楽な点です。
フッ素樹脂加工がされており、洗うのがびっくりするくらい簡単
このホットサンドクッカーは「フッ素樹脂加工」がされています。
フッ素樹脂加工って何?って方も多いかと思いますが、端的に言えば、「すべりが良く、こびりつきにくい」という事です。

このフライパンなら洗う時、こんなに簡単にスルッと汚れが落ちるぜ!

わぁーすごぉぉぉぉぉぉい!
こんな感じの通販番組見た事ありますよね?まさにこれです。

正直な話、自分はこの加工がされている事を知らずに買いましたが、めちゃくちゃ洗いやすくて感動しました。
高温・高火力に当て続けると、「フッ素樹脂加工」の表面が痛みます。
結果的に、寿命が縮んだり、傷が付きやすい原因となり、フッ素樹脂加工の恩恵を受けられなくなります。
焚き火調理は高温になりやすいので、注意しつつ扱う事をおすすめします。
接続部を外す事で、2つのフライパンとして使用可能
接続部は簡単に取り外す事が出来て、分解可能です。

自分はこの点が良いなと思って、この商品を購入するに至りました。
他にも接続部を外せる商品はありますが、この商品は鉄板部分がフラットです。
焼いた際に食パンの面にロゴやマークが浮き出る!という商品はオシャレだったり写真映えしますが、鉄板部分に凹凸が発生します。
その凸凹があるばっかりに、焼きムラやフライパンとしての用途を阻害するのは本末転倒ではないだろうかと強く思います。
これらの事から、自分はこの商品を選ぶに至りました。
フライパンとして実際に使用するとどんな感じ?
実際にフライパンとして使用した結果、「便利ではあるけど、さすがに本職には勝てない」という感想です。
流石にサイズが小さい、フライパンとしてはフチが低いので、調理用途が限られてしまいます。
それでもサイズ感さえ理解すれば、「ソロ向け最強調理器具」ではあると思います(個人的見解です)
「1品1品の量は少ないが、いろいろな食材をゆったりと楽しむ」というスタイルの方には特におすすめ出来ます。
使用感さえ掴めれば、このクッカーひとつで1泊2日の食事を全て賄うことも可能です。


ちなみに自分はガツガツ食べたい派なので、このクッカーだけでなく、別のクッカーも持っている事がほとんどです(笑)
市販の食パンを加工せずに調理可能
このホットサンドクッカーは、市販の6枚切り食パンをそのまま調理可能で、耳を切る必要もありません。

他メーカーの商品で、薄い食パン限定(8枚切り、10枚切り)や、耳をあらかじめ切り落としておく必要があるホットサンドクッカーがありますが、手軽さに欠けます。
薄い食パン限定…8枚切り、10枚切り食パンは売っているコンビニはほぼ無し・スーパーでも取り扱っていない店舗有り。
耳を切る必要がある…めんどくさい上に、耳どうする?問題も別に発生。

狙っているホットサンドクッカーがある方は、この部分が該当していないかチェックすると良いですよ!
特殊な形状とサイズ感
ここまで良い点を中心にお伝えしてきましたが、そろそろ悪い点(デメリット)にも触れていきます。
特殊な形状ならではのデメリットとして、どこに収納する?のか問題です。

この形状です。持ち手部分を分解したいと何度思ったことか…。
バックパック1つでキャンプを楽しむミニマムスタイルの場合、「どこに収納しようか…」といつも頭を抱えます。

この悩んでいる時間も楽しいと言えば、楽しいのですが、やっぱりこの形状はどう考えてもデメリットだよなぁと思います。
どう考えても重い
メリットの裏返しでもあるのですが、肉厚なアルミ合金を使用している為、重いです。
Amazonの紹介ページでは「本体重量はたったの661グラム」と記載されていますが、「たったの」って日本語の使い方大丈夫ですか?と心配になるレベルです。
Coleman(コールマン) ホットサンドイッチクッカー 550g
CHUMS(チャムス) ホットサンドウィッチ 490g
アイリスプラザ ホットサンドメーカー(Amazon最安値) 340g
この通りです。「たったの661グラム」は誤表記ですよね?と疑いたくなる記載の仕方です。
重い事によるメリットもあるので、仕方がない事ではあるのですが、軽さを少しでも重視したい徒歩・自転車キャンパーの方には注意点として理解いただければと思います。
【がじぇみつセレクト】この商品もおすすめです!
上記でもチラッと登場しましたが、個人的におすすめのホットサンドクッカーを紹介します。
Coleman(コールマン) ホットサンドイッチクッカー
この記事を書いている2021年1月24日時点での価格は3236円でした。

ちなみに自分がこの記事で紹介している「はさもっか」は同日の価格で3490円なので、更にリーズナブルとなります。
「Coleman(コールマン) ホットサンドイッチクッカー」を推したい1番の利点は持ち手(ハンドル)部分が外せる事です。
鉄板部分には凹凸が有り、個人的にはデメリットも兼ねてはいますが…持ち手を外せてコンパクトになるという利点との相談になりそうです。

ここまで知識がある段階でどちらを買うかと言われたら「Coleman(コールマン) ホットサンドイッチクッカー」を買うと思います。
最後に
このホットサンドクッカーを購入するまで、かなり長い期間「本当にホットサンドクッカーなんて使うのかな?」と悩んでいました。
2年近く悩んで、購入に踏み切ったわけですが、結果として「もっと早く買っておけば良かった」と思うほど、自分のキャンプには無くてはならない道具となっています。

価格は3490円です(2021年1月24日時点)
ホットサンドクッカーの中では中の下くらいの価格帯ですが、この記事で挙げた利点以外にも販売元が推している利点もあります。
Amazonリンクを貼っておくので、一度商品ページを覗いてみてください。

購入への最後の後押しとして、Amazon内の評価・コメント欄をみてください。自分は評価4.5に惹かれて購入しました(笑)
この記事がホットサンドクッカー購入を悩んでいる方へ、後押しに少しでもなればと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは、またー!
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