お気に入りだった海水浴場(兼キャンプ地)がコロナの影響でキャンプ禁止になってから、かなりの年月が経ちました…。
定期的に海沿いでキャンプしたくなるため、近いロケーションを求めて今回は山口市にある美濃ケ浜海浜広場を利用してきました。
美濃ケ浜海浜広場は無料+予約不要なことが大きなメリットです。
この点だけで「キャンプへのハードルがひとつ下がる」と言っても良いでしょう。
年末の寒い時期ではありますが、利用者の多さや使用感なども含めて1泊2日のキャンプレポを備忘録として残します。
「キャンプ場の施設情報をメインで知りたい」という方は↓のリンクをどうぞ。
2022年の年末に利用しました。家族持ちにはなかなか厳しい時期に送り出してくれた妻には感謝です。
設備と周辺の綺麗さは圧巻
こちらのキャンプ場は完成から約3年半とまだまだ新しい施設となります。
自分が過去に利用したのは出来立ての時期だったこともあり、新しさを顕著に感じていました。
そんなイメージが強かったこともあり、「今回の利用で多少は評価が下がってしまうかな?」と正直思っていました。
変わらずピカピカで相変わらずめっちゃ綺麗!
純粋に感動しました。
かなりの労力が掛かると思いますが、綺麗な状態で無料キャンプ場を維持してくれている山口市には感謝しかありません。
トイレ・水道という最低限の設備に加えて、無料のシャワー設備が付いていることは驚愕の一言です。
シャワー設備と言っても温水は出ないので、あくまで夏の海水浴目的の方が利用する設備と言えます。
本日の宿(ペンタシールド)を設営
本日の寝床を設営していきましょう。
風が強い中でも10分ほどで完成。
今日はお気に入りの「スノーピーク ペンタシールド」でタープ泊です。
設営・撤収の速さが好きで、ソロキャンプの時はよくお世話になります。
真冬のタープ泊ですが、生きて帰れるでしょうか?(笑)
冗談を言ってますが、遊びに来ておいて風邪ひいても悲しいので、寝具は気合を入れて3重構造です。
氷点下のタープ泊でも朝までぐっすりの寝床が完成しました。
ペンタシールドは初心者〜上級者まで万人におすすめ出来るお気に入りのタープです。当ブログ内で解説もしているので↑の記事も是非読んでやって下さい!
薪拾いからの焚き火スタート
今日の焚火台は「キャプテンスタッグ カマドスマートグリルB6型」
焚火台を出してから気付きましたが、寒い…(今更)
お手製のリフレクターを設置して防寒能力を高めました。
基地っぽさが出てきて個人的にテンションアップ。
薪を回収して焚き火を始めましょう。
こちらの美濃ケ浜海浜広場は海水浴場が目の前にあるため、流木が大量に流れ着いています。
そのため、焚き火のための薪は容易に入手可能です。
と思っていましたが、キャンプ当日はビーチがとても綺麗に清掃されていました。
それなりに歩き回ってなんとか必要量の薪を回収。
失礼ながら、ビーチ周辺はもっと汚かったイメージだったのでびっくりしたと共に頭が下がる思いになりました。
大きな流木を切り出すこともあり、自分の持っているノコギリの中でも大型の「シルキー ゴムボーイ 270mm」を持参。
必要量を切り出しつつ、焚き火を開始。
薪の準備にはナイフやナタ、斧という選択肢もありますが、自分はノコギリが1番好きです。
夕飯という名の酒盛り
寒い時期はついつい頼ってしまう鍋。
調理工程が楽、温まる、酒のつまみにもなるので文句無し(笑)
焚火台にピッタリサイズなこともあり、久しぶりに「ラージメスティン」を持ってきました。
冷蔵庫にあった野菜を詰め込んでしばし放置。
カマドスマートグリルとラージメスティンのジャストフィットな組み合わせは見ているだけで惚れ惚れします。
そして、かなり太い薪を入れてもしっかりと燃えてくれる燃焼効率の良さ。
安価・堅牢・コンパクトと文句無しの素晴らしい焚火台です。
鍋が煮立つまで、つまみを食べながらビール。
この瞬間のためにキャンプしていると言っても過言ではありません。
鍋が出来たら追加でビール。
この瞬間のために(ry
「焚き火をいじながら、鍋をいじる」至福の時間です。
野菜を追加しながら、繰り返し食べて3往復。
締めにはチキンラーメンを追加して夕飯を堪能しました。
毎回の反省ですが、キャンプに来るとついつい食べ過ぎ+飲み過ぎてしまうという(笑)
無料キャンプ場を大切にしたい
久しぶりに美濃ケ浜海浜広場を利用しましたが、やはりこのキャンプ場は「無料」というクオリティを超えています。
予約不要、設備はとにかく綺麗、薪も容易に回収可能と文句の付けようがありません。
あえて挙げるとしたら、買い物に適したスーパーが近隣に無いということくらいでしょうか。
徒歩圏内にはコンビニも無く、清涼飲料水の自動販売機のみです。
一切の知識がない状態で来たら戸惑うことでしょう。
文句の付けようが無い無料キャンプ場ではありますが、やはりというか問題行動を取る方は一定数います…。
20時過ぎに現れて、直火で焚き火をして深夜に帰宅していく謎のグループがいました。
無用な争いは避けたかったので声は掛けませんでしたが、翌日直火跡を出来る限り清掃して帰ることに…。
こういった行為の積み重ねで無料キャンプ場という施設が閉鎖されていくのだなとしみじみ感じました。
美濃ケ浜海浜広場は直火禁止なので、真似しないように…。
最後に
トイレ・シャワー棟内に迷惑行為(ゴミの放置)に困っている写真と説明書きの記載もありました。
実際に見た行為も含め、予約不要の無料キャンプ場だと利用者の民度が低くなってしまうのは、どこも一緒の様です。
ちなみに自分以外の利用者の方は迷惑焚き火グループ以外だと2組でした。
その方々は遠目に見る限りではルール通りの楽しみ方をされていました。
年末の寒い時期にも関わらず一定の利用者がいるということは夏は大盛況なのでしょう。
翌朝の気温は−1度。めちゃくちゃ寒かったです!
次回は夏に利用したいという思いに浸りつつ、今回の記事を締めたいと思います。
今回のキャンプで使用した「スノーピーク ペンタシールド」と焚火台「キャプテンスタッグ カマドスマートグリルB6型」の紹介記事もぜひ読んで帰ってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント